
シーバスフィッシングにおいて、最も釣果が期待できる「ボーナスタイム」――それがバチ抜けです。2026年のカレンダーと潮位データに基づき、初心者の方や仕事帰りのアングラーでも狙いやすい具体的なスケジュールと攻略法をまとめました。
川底の泥に住むゴカイ類(バチ)が産卵のために一斉に水中に泳ぎ出す現象のこと。これを狙ってシーバスの活性が爆上がりします。
1. 2026年 東京湾奥・千葉エリア「超・本命日」スケジュール
夕方の満潮時刻の約1時間前を「釣り開始」の目安にしましょう。特に平日の夜に重なる日は、ライバルが少なくチャンスです!
| 日付 | 曜日 | 満潮時刻(夜) | 開始推奨 | 潮回り |
|---|---|---|---|---|
| 2月18日 | 水 | 18:04 | 17:00頃 | 大潮 |
| 2月19日 | 木 | 18:42 | 17:40頃 | 中潮 |
| 3月6日 | 金 | 19:16 | 18:15頃 | 中潮 |
| 3月19日 | 木 | 17:15 | 16:15頃 | 大潮(朔) |
| 4月4日 | 土 | 16:48 | 15:50頃 | 中潮 |
| 4月17日 | 金 | 17:10 | 16:10頃 | 大潮(朔) |
| 5月3日 | 日 | 18:11 | 17:10頃 | 中潮 |
★勝負の鉄則: 満潮から下げ潮が効き始める2時間が最大のチャンスタイムです。平日は短時間集中で狙いましょう。
2. ルアー攻略のポイント
バチ抜け時のシーバスは、普段と違い「やる気のない動き」に反応します。
- 巻速度 デッドスロー: ハンドルを1秒に1回転以下の速さで。水面にV字の「引き波」を立てるのがコツです。
- 狙い目 ボイル(捕食音)を探す: 「パシャッ」という音がした場所の上流に投げ、自然に流し込みます。
- 合わせ 一呼吸置く: すぐに竿を立てず、魚の重みを感じてからゆっくり合わせるのがフッキングの秘訣です。
バチ抜けシーバス用ルアー
1. エリア10(通称:エリテン) / ガイア
「迷ったらこれ」という不動のド定番。
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特徴: とにかく安くて釣れる!重心移動がないので飛距離はそこそこですが、水面直下をフラフラと泳ぐ姿はまさにバチそのもの。
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使い方: 投げて、糸が張るか張らないかくらいの超デッドスローで巻くだけです。
2. ノガレ 120F / ピックアップ
「バチ抜け界の最終兵器」です。
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特徴: 全くと言っていいほど動きません。しかし、この「動かないこと」が、スレたシーバスには猛烈に効きます。
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使い方: 水面に浮かせたまま、微風や流れに乗せて流す(ドリフト)だけでボコボコ出ることがあります。
3. マニック 75・95・115 / DUO
「遠くでバチが抜けている時」の救世主。
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特徴: シンキングペンシルですが、独自の「マニックムーブ」という微振動で誘います。他のバチ用ルアーに比べて圧倒的に飛距離が出るのが強みです。
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使い方: 着水したらすぐにロッドを立てて、水面に引き波を立てながら巻いてきてください。
3. 確実に釣るなら「イソメのウキ釣り」が最強
ルアーで釣れない時の最終兵器、それが青イソメを使ったウキ釣りです。
なぜウキ釣りが釣れるのか?
バチ抜けのシーバスは水面を流れるエサに集中しています。ぶっ込み釣りで底に沈めてしまうと、魚の視界から消えてしまいます。「ウキで流すこと」こそが、本物のバチの動き(同調)を再現する最も効果的な方法なのです。
- エサ: 青イソメを2〜3匹まとめて刺す「房掛け」がアピール力抜群。
- タナ: 50cm〜1mの表層をキープしましょう。
【ウキ釣り仕掛けの構成】
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道糸: ナイロン 3号 〜 4号(またはPE 1.2号前後)
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ウキ止めゴム: タナを固定するために必須。
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シモリ玉: ウキがウキ止めを通り抜けないようにします。
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電気ウキ: 2号 〜 3号(夜釣りなので発光タイプを!)
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からまん棒: ウキがオモリに絡むのを防ぎます。
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クッションゴム付オモリ: ウキの号数に合わせたもの(2号なら2号)。
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ハリス: フロロカーボン 2号 〜 3号(1m〜1.5mくらい)
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針: セイゴ針 12号 〜 15号、またはチヌ針 3号 〜 5号。
4. 狙うべきポイント
大規模河川では、以下のエリアを重点的に探してみてください。
- 河口域: 海の影響を受けやすく、バチの種類も豊富で最も手堅いエリア。
- 下流域の橋周り: 街灯の「明暗の境界線」にはシーバスが潜んでいます。
- 中流域: 4月〜5月のシーズン後半に有効なエリア。








