
猿島の概要
猿島は、東京湾に浮かぶ唯一の自然島であり、横須賀市の沖合に位置しています。無人島でありながら、海水浴やバーベキュー(BBQ)、そして釣りが楽しめる人気のスポットです。
旧日本軍の要塞跡が残る歴史的な場所でもあり、釣りやレジャーの合間に島内散策を楽しむことができます。猿島へは、横須賀市の三笠桟橋から渡船(フェリー)でアクセスします。夜間は利用できないため、日中の時間帯(3月~10月は17時まで、11月~2月は16時まで)での釣りとなります。
猿島までのアクセス
- 電車・徒歩:京急線横須賀中央駅下車後、三笠桟橋まで徒歩約15分。三笠桟橋から渡船(フェリー)で約10分。
- 車:横浜横須賀道路 横須賀ICより、県道28号線経由で三笠桟橋付近へ。周辺に有料駐車場あり。
- 渡船情報:三笠桟橋より運航。乗船料・入園料が必要です。荒天時は欠航になる場合があります。
猿島の特徴
猿島の周辺は浅瀬や根が点在しており、島全体が自然豊かな釣り場となっています。ただし、釣りができるエリアは、主に南西側の「砂鉄の浜」(サーフエリア)と北東側の「オイモノ鼻」(磯エリア)に限定されています。
- 砂鉄の浜:横須賀方面を望むU字型の砂浜(サーフ)エリアで、遠浅になっています。足場が良いため、ちょい投げ釣りやルアー釣りがおすすめです。キス、マゴチ、カレイなどが狙えます。
- オイモノ鼻:岩礁帯の磯エリアです。根がかりしやすいですが、岩陰に潜む魚を狙う穴釣りや、ウキ釣り、ルアー釣りが主体となります。メジナやクロダイ、ロックフィッシュなどが狙えます。
島内のレンタルショップで釣り具のレンタル(有料・エサ付き)があり、手ぶらでも釣りが楽しめます。エサは夏季(3月〜10月)はアオイソメ、冬季(11月〜2月)は疑似餌が用意されます。
猿島から近い公衆トイレかコンビニの場所
公衆トイレ:島内に設置されています。
コンビニ:横須賀中央駅から三笠桟橋へ向かう途中に「ファミリーマート」があります。
※猿島島内にはコンビニはありません。
猿島から最も近い釣具屋
渡船乗り場である三笠桟橋の周辺には大きな釣具店はありません。三笠桟橋へ向かう途中の京急横須賀中央駅周辺、または近隣の横須賀市街に釣具店があります。
島内のレンタルショップで釣り具とエサのレンタル・販売がありますが、本格的な釣り具や豊富な種類の活きエサ、ルアーが必要な場合は、事前に横須賀市内の釣具店で準備することをおすすめします。
具体的な店舗としては、三笠桟橋から車でアクセスしやすい「上州屋 横須賀大津店」などがあります。
猿島で釣れる魚
| 季節 | 魚種 |
|---|---|
| 春に釣れる魚 | シロギス、メジナ、カサゴ、メバル、アイナメ、クロダイ |
| 夏に釣れる魚 | シロギス、マゴチ、メジナ、クロダイ、アジ(回遊)、シーバス |
| 秋に釣れる魚 | アジ(回遊)、青物(イナダなど)、タチウオ、メジナ、クロダイ、シーバス |
| 冬に釣れる魚 | カレイ、カサゴ、メバル、クジメ、メジナ |
