
大洗サンビーチの概要
大洗サンビーチは、茨城県大洗町にある広大な砂浜で、海水浴だけでなく潮干狩りのスポットとしても大変有名です。特にハマグリが多く採れる場所として知られ、一般の潮干狩り場のように入場料を徴収されることがなく、無料で潮干狩りを楽しむことができます。
ただし、漁業資源保護のため、茨城県の漁業調整規則により、採取可能な場所、採捕できる貝のサイズや量、使用できる道具などに細かなルールが定められています。これらのルールをしっかり守って楽しむ必要があります。
大洗サンビーチまでのアクセス
車でのアクセス
- 北関東自動車道・東水戸道路 水戸大洗ICから国道51号線を経由し約15分〜20分程度。
駐車場
- サンビーチに隣接する駐車場(有料期間・時間帯あり)を利用します。連休期間中は駐車料金が発生する場合があります。
※潮干狩りは干潮時に行われるため、特に大潮の干潮時間に合わせて早朝から多くの人が訪れます。駐車場がすぐに満車になることがあるため、早めの到着がおすすめです。
大洗サンビーチの特徴
大洗サンビーチでの潮干狩りは、天然のハマグリを自力で探して掘り出す楽しさが魅力です。
- 主なターゲット:ハマグリ(特に知られている)、コタマガイ、ホッキガイ。
- ベストシーズン:例年、4月中旬から6月下旬頃までが潮干狩りのハイシーズンです。特に大潮の干潮前後1時間が狙い目です。
- 採取可能エリア:潮干狩りが許可されているのは、第1サンビーチと第2サンビーチ(西防波堤~大貫地区海岸突堤)に限られています。それ以外の場所は保護区域(禁漁区)のため注意が必要です。
- ルール:
- 採っていい貝のサイズ:ハマグリ・コタマガイは殻長3cm以下、ホッキガイは殻長7cm以下を採捕してはいけません(リリース)。
- 採っていい量:1人あたり1日1kgまでが目安とされています。
- 使用できる道具:熊手(幅15cm以内)、スコップ(長さ20cm以内)などが制限されています。柄が長いものや、ジョレンなどの漁具の使用は禁止です。
大洗サンビーチから近い公衆トイレかコンビニの場所
公衆トイレ
- サンビーチ周辺の駐車場エリアに公衆トイレが整備されています。(季節や時間帯により閉鎖されている場合があります。)
コンビニ
- 国道51号線沿いにコンビニエンスストアが点在しており、車で数分圏内です。
大洗サンビーチから最も近い釣具屋
- 金丸釣具店:大洗港近くにあり、潮干狩り用品(熊手など)を取り扱っている場合もあります。
大洗サンビーチで潮干狩りで採れる貝
季節 | 主な魚種(貝種) |
春に採れる貝(メインシーズン) | ハマグリ、コタマガイ、ホッキガイ |
夏に採れる貝 | ハマグリ、コタマガイ(シーズン終盤) |
秋に採れる貝 | ハマグリ、コタマガイ(漁獲量は減少) |
冬に採れる貝 | 該当なし(水温が低く、潮干狩りには不向き) |
※潮干狩りは主に春の行楽として楽しまれます。