
象の鼻パークの概要
象の鼻パークは、神奈川県横浜市のみなとみらいエリアにある歴史的な防波堤(象の鼻防波堤)とその周辺に整備された公園です。横浜港のシンボル的な存在であり、観光やデートで人気のスポットですが、実は釣りを楽しむことができる貴重な場所でもあります。
足場が良く安全な岸壁から釣りができるため、初心者やファミリーフィッシングにもおすすめです。主なターゲットは、クロダイ(チヌ)、シーバス(スズキ)、そして回遊魚のアジなどです。ただし、観光地のため、投げ釣り(オーバースローでのキャスティング)は禁止されていますので、ちょい投げ、ヘチ釣り、サビキ釣りがメインとなります。
象の鼻パークまでのアクセス
車でのアクセス:
- 首都高速神奈川1号横羽線 横浜公園ICより約1km。
- 公園自体には専用駐車場がありません。近隣の赤レンガパークや山下公園、または周辺の有料駐車場を利用する必要があります。
公共交通機関でのアクセス:
- みなとみらい線 日本大通り駅より徒歩約10分。
- JR・横浜市営地下鉄 関内駅より徒歩約15分。
象の鼻パークの特徴
象の鼻パークの釣り場は、主に「象の鼻」と呼ばれる防波堤の外側・先端付近と、港内側の護岸エリアに分かれます。
- 象の鼻防波堤:先端に向かうにつれて潮通しが良くなります。外側は石積がありますが、登ることは禁止されています。ヘチ釣りやウキ釣りでクロダイやシーバスを狙うのに適しています。水深は先端付近で約4m前後です。
- 港内・赤レンガ方面護岸:水深は浅めですが、足場が階段状になっている場所もあり、潮位によって魚がつく場所が変わります。サビキ釣りでアジ・サバ・イワシなどの回遊魚や、チョイ投げでハゼ・イシモチが狙えます。夜間は常夜灯があり、シーバスやメバルの実績が高いです。
釣りルール:投げ釣り(遠投)は禁止されています。ゴミは必ず持ち帰り、観光客が多い場所なので周囲に配慮して釣りを楽しみましょう。
象の鼻パークから近い公衆トイレかコンビニの場所
公衆トイレ:
- 象の鼻パーク内に公衆トイレが整備されており、利用可能です。
コンビニ:
- 「ローソン 横浜山下町店」や、周辺の日本大通り駅方面に複数のコンビニエンスストアがあります。(徒歩で数分圏内)
象の鼻パークから最も近い釣具屋
「つり具の上州屋 関内店」が最寄りです。(徒歩または車でアクセス可能。日本大通り駅付近)エサや仕掛けの調達はここで可能です。
象の鼻パークで釣れる魚
季節 | 魚種 | 主な釣り方 |
春に釣れる魚 | クロダイ(チヌ)、シーバス、メバル、サヨリ | ヘチ釣り、ウキ釣り、ルアーフィッシング |
夏に釣れる魚 | アジ、サバ、イワシ、ハゼ、クロダイ | サビキ釣り、ヘチ釣り、チョイ投げ |
秋に釣れる魚 | アジ、サバ、シーバス、ハゼ、タチウオ | サビキ釣り(特に夕マズメ~夜)、ルアーフィッシング、チョイ投げ |
冬に釣れる魚 | シーバス、メバル、カサゴ、クロダイ | ルアーフィッシング(夜)、ヘチ釣り、穴釣り |
※イシモチはチョイ投げで、カレイは冬場のチョイ投げで実績があります。