江戸川市川橋とは
江戸川の市川橋は、京成本線と総武本線の中間の江戸川にかかっている橋です。この主に東岸が釣りのポイントになっています。
市川橋までのアクセス
車で行く場合
車で行く場合は西岸側に無料駐車場があります。利用時間は6時から18時まで。ただ、ここから西岸側に行くのはちょっと遠いのがネックです。
市川橋から駐車場への入り口はこんな感じ。
電車で行く場合
西岸側の場合、江戸川駅から徒歩9分です。
東岸側の場合は国府台駅から徒歩6分。
江戸川・市川橋下の釣り場の特徴
西岸側
西岸側にはトイレや水道があります。
橋の下にはゴロタ石が。
橋の上流側は砂地になっていて、非常に足場が良いです。
東岸側
東岸側の上流には柵が整備されています。しかし、水面がちょっと遠いので、釣りはやりにくいはずです。
こちらは釣り人が多くいて、バス狙いでルアーを投げる人や、延べ竿で釣りをする人などがいました。足場は悪く、石が散らばっています。
こちらの若者3人組は丁度手長エビが釣れていました。
橋の下流側にはテトラゾーンがあって、こちらの方が手長エビが釣れそうです。足場はすこぶる悪いですが。。
市川橋下で釣れる魚
市川橋下で釣れる魚ですが、地元のオジさんがいろいろと教えてくれました。手長エビ、マブナ、ヘラブナ、レンギョ 、ボラ、ハゼ等、とにかくいろいろ釣れるようです。特に、マブナ、ヘラブナが大きいと言っていました。
手長エビとは? 手長エビ釣りお勧め仕掛け
手長エビや、手長エビ釣りに役立つ仕掛けや道具を紹介します。
手長エビとは
テナガエビ(手長蝦)は熱帯・温帯の淡水域や汽水域に生息する大型のエビで、名前の通り第2歩脚が長く発達しています。
手長エビの生態
温暖な地方の淡水や下流・汽水域の河川、湖沼に生息していて、基本は夜行性です。そのため、昼間は石の下や護岸の穴やテトラポッドの下、水草の茂みに隠れています。曇って陽が照っていない時であれば昼でも活動し、姿を確認することができる。縄張り意識が強く、他の個体と遭遇すると戦って排除しようとします。
繁殖期は5月から9月で、メスは直径1mm足らずの卵を1000 – 2000個ほど産卵します。テナガエビは幼生は海、少なくとも汽水域まで降河して成長します。孵化したゾエア幼生は川の流れに乗って一度海へ下り、植物プランクトンやデトリタスを食べて成長し、1ヶ月ほどで体長5mmほどの稚エビになリマス。そして、その後稚エビは川底を歩いてさかのぼり、以降は淡水域で過ごすことになります。
そのため、釣りの対象になる手長エビたちは、海からはるばる遡上していた個体ということになります。
食性はほぼ肉食性で、水生動物や魚の死骸、イトミミズなどの有機物なら何でも食べます。
なお、寿命は1年から3年ほどと言われています。
手長エビ釣りの仕掛けと道具
竿
手長エビ釣りは延べ竿を使いますが、ウキの動きをじっくりみて釣るスタイルのため、長い竿は使われず、通常は2m以内の延べ竿を使うことになります。
仕掛け
手長エビ釣り用の仕掛けが売っているので、それを使うのが簡単です。
以下は一般的なウキです。
こちらはウキの動きが分かりやすいシモリウキです。
針
手長エビ用の針の特徴は、針に返しがないことです。返しがある針を使うと、針を抜く際に手長エビを痛めて死んでしまうため、泥ぬきができなくなるため、この手長エビ用の返しがない針を使います。
手長エビの餌
肉食が強いので、釣り餌も赤虫やサシ(蛆)、ミミズなどが使われる。
他にもソーセージ、魚の切り身、イカ等でも釣れます。
手長エビ用のクーラーボックス
手長エビ用のクーラーボックスですが、ポンプで生かして泥を吐かせる必要があるため、ポンプを使えるクーラーボックスが必要です。
ポンプは電池式と充電式がありますが、充電式が便利です。
手長えびの食べ方
塩茹でや唐揚げなどで美味しく食べることができます。
他の淡水魚や淡水性甲殻類と同様に寄生虫を保持する可能性があり、生食はお勧めできません。
手長エビ特集雑誌
手長えびの釣り方や関東圏でのポイントは以下の雑誌に詳しく特集されています。